ヴィーナス800フィルムガイド 800とは思えない高画質


NATURA1600の影に隠れた高感度フィルム

今回は富士フィルムの「Venus(ヴィーナス)800」の紹介をしたいと思います。

このフィルムは富士のフィルムの中でも特に影に隠れている感があり、 NATURA1600が生産終了になって少しは台頭してくるのかと思いきや使っている人をあまり見かけませんね。。

NATURA1600のファンの方は高感度フィルムに需要を感じていると言うよりも、NATURA1600そのものが好きなんだと思われます。

しかし箱の所に「大切な思い出はヴィーナスの高画質で」と書かれているくらいで、800とは思えないくらい画質は良く、見た感じとしてはSUPERIA X-TRA400よりも良さげです。

現在は残念ながら生産中止になってしまいました。


値段は36枚撮りで900円

ヴィーナス800の値段は36枚撮りで900円前後で、27枚撮りだと650円前後となり、最近のフィルムにしては安い部類に入ると思います。

後で作例をお見せしますが、写りはどの色に寄る事もなく富士フィルムらしい忠実な写りをしてくれるので、良くも悪くも普通な感じです。


作例

それでは作例を見ていきましょう。





本当にこの時撮ったそのままの写りをしてくれています。







ザラザラが出やすい暗部はこんな感じです。
忘れてはいけないのが感度800のフィルムだという事です。





空も自然な感じですね。(露出計でちゃんと計って撮りました。)





感度800なので、陽が照っている時間帯はかなり絞って尚かつ高速シャッターで撮る事になります。









真価を発揮するのは夕方以降で↑の3枚は11月後半の夕方に撮りました。
見た目はかなり薄暗かったのですが、絞りを無理にこじ開けたり息を止めないといけないくらいのスローシャッターを切る必要もなく、この明るさを確保できます。













そして夜の撮影へ。
ここでも高感度の威力が発揮されます。

ブレを覚悟で強引なスローシャッターを切る必要も無く、絞りも画質が悪くなる開放で撮らなくても良いので非常に綺麗に撮る事が出来ます。(それでいてザラザラも目立たない)


終わりに 「Venus」の名前に偽りは無かった。

以前に感度100のフィルムで夜の撮影を行いましたが、

ISO100のフィルムで夜の街がどれくらい写るのかを検証してみた
ISO100は昼間しか無理という思い込み 今のデジカメは高感度でも当たり前の様に綺麗に写るので、「ISOが高くなるほどザラザラが目立つ」という事を気にせずに写真を楽しめるようになりました。 ですので例え昼間でもISO10...

もちろん感度100でも撮れない事は無いのですが、これだけ画質が良いのならVenus800でも良いと思います。

写りは忠実性重視なので、クセが無いと取るか面白みが無いと取るかで評価は変わってくると思いますが、フィルムの品質は間違いなくかなり素晴らしいです。




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