今回はHILLVALE(ヒルヴェール)という外国のメーカーの「HOLIDAY200」というフィルムを紹介していくのですが、このフィルムは中々の曰く付きでした。。

どういう事なのか、順を追って詳細を説明していきます。


どんなフィルム?

まずはフィルムの概要ですが、HOLIDAY200はカラーのネガフィルムになり、枚数は36枚撮りになります。

そして値段は僕が購入した所で1080円です。

ここまでは普通のフィルムなのですが、問題はここからになります。


めくれかけのシール


外箱とパトローネはオレンジ色でカワイイ感じなのですが、↑の写真を見ていただいても解るように、上からシールを貼りました感がもの凄いのです。

ここまでふにゃふにゃになっていると剥がれかけのかさぶた同様、剥がさざるを得ません。
そして実際にめくってみると、



もうこの時点で嫌な予感しかしないです。





富士のC200でした。

ブログ的にはかなりおいしいフジカラー200と言えば外国に出荷している富士のフィルムで、10本セットとかで買えば1本あたり400円弱で買う事が出来ます。

それを1080円で購入。
これはやられたか!?


HILLVALE(ヒルヴェール)ってどんな会社?

ネットで「HILLVALE」と検索してみたのですが、どうやらHILLVALEというのはオーストラリアのメルボルンにある写真ラボのようです。

写真ラボなら空のパトローネがたくさんあるはず。
それを再利用しているだけなのかもしれません。(少し安心しました)

あくまでも僕の推測です。
フタを開けたパトローネを再利用できるかどうかも解りません。

これは…


次に現像したネガをご覧ください。(矢印の所に注目)





思いっきり「FUJI」って書いてるし…

僕はフィルムには詳しくないのではっきりした事は解りませんが、既製のフィルムに何か加工する事が可能なのでしょうか?


作例

後はもう作例を見ていきましょう。
C200を使った事がある方なら作例をみれば違いが解るかもしれません。




僕は日本のフジカラー100しか使った事がないので何とも言えませんが、それと比べると何かフジカラーっぽいなぁというのが僕の印象です。









んー、やっぱり微妙ですね。。
違うような気もするし、フジカラーっぽいと言えばフジカラーっぽいとも言えますし…。


最後に 事件は迷宮入り

結局答えが出ないまま終わってしまいましたが、結局はどちらにせよこのフィルムを使いたいのかどうか?という事が重要になってきます。

ご紹介した作例を踏まえた上で、ご判断していただければと思います。

一番手っ取り早いのは、HILLVALEに直接メールをして聞いてみる事ですね。
こちらもどうぞ↓