初めてのフィルムカメラガイド カメラの選び方からフィルムの作例まで


最近は街でもフィルムカメラで写真を撮られている方をよく見かけるようになりました。
SNSとかでも「フィルムカメラをやってみたい」という声を聞くようになり、興味を持ってくれる方も多いような気がします。

しかしそれと同時に「難しそう」「ちゃんと撮れるかが不安」という声もよく聞き、フィルムカメラに対してある種のハードルの高さを感じられている方も多いように思います。

そこでこのページでは「初めてのフィルムカメラガイド」と題して、初心者の方に向けて1から順番にガイドをしていきたいと思います。

フィルムカメラはデジタルとはまた違った難しさがあるのですが、アナログ的な面白さがあり、それはまさに人間と機械が調和した世界とも言えます。
決して「デジカメを捨ててしまえ」なんて事は言いませんが、クラフト感満載であるフィルムカメラを取り入れる事であなたの写真ライフはより一層面白みのあるものになるでしょう。

一応4つのステップで話を進めていきたいと思います。




STEP1:まずはとにかくフィルムで撮ってみよう!

フィルムカメラで写真を撮る場合は、もちろんカメラとレンズを用意する必要がありますし、フィルムも選ばないといけません。
本格的にフィルムで撮るかどうかも解らないこの段階ではそれだけでハードルが高いものです。

そこでまずは「レンズ付きフィルム」という、いわゆる使い捨てカメラで撮ってみるという事をオススメしています。

このステップでは「レンズ付きフィルムで実際に写真を撮ってみる」という事と、撮った写真を「写真屋さんで現像に出す」という事について説明していきます。

この一連の工程を経験して、自分にフィルムが合っているかどうかを判断してからカメラ等を購入しても遅くはありません。

レンズ付きフィルムは各社から何種類か出ているのですが、基本的には

・富士フィルムの「写ルンです」
・ロモグラフィーの「SIMPLE USE」
のどちらかでOKです。


富士フィルムの「写ルンです」


昨今のフィルムカメラブームはこの写ルンですが火付け役となったのは間違いありません。
非常にロングセラー商品でもあるので、がっつりと写真をやっていない方でもその名前を聞いた事があるという方は多いのではないでしょうか。

写ルンですは大概の写真屋さんはもちろん、コンビニで売ってる所もあるので、手に入れるのが凄く簡単です。
ですので一番てっとり早くフィルムで撮るには写ルンですが一番お手軽と言えます。

↓の記事に写ルンですの事を詳しく書いています。
使い方はもちろん、色々な時間帯や天候ごとの作例も載せているので、作例を見るだけでもイメージしやすいと思います。
写ルンです完全ガイド 基本的な使い方から天候・時間帯別の作例まで
「フィルムカメラには興味があるんだけど、ハードルが高そう…。」 このように躊躇されている方は、まず最初に写ルンですで試してみる事をオススメしています。 何故なら写ルンですは難しい操作が一切不要で、というよりも何もいじる事が出...
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ロモグラフィーの「SIMPLE USE」


ロモグラフィーはフィルムカメラ系の商品を主力に扱っている会社で、オーストリアに本社があります。
イメージ的にもすごくポップで若いカメラファンの方にとっつきやすく、フィルムカメラを始めたら一度はお世話になる事と思います。

SIMPLE USEはこのロモグラフィーが販売しているレンズ付きフィルムになります。
根本的な仕組みは写ルンですと大差ありませんが、SIMPLE USEはカラーフィルターが付いていたり、自分でフィルムを交換できたりと、独自の工夫がされています。

ただ写ルンですに比べると、売ってる所が限定的なので、手には入りにくいというのが正直な所です。

↓の記事にSIMPLE USEの事を詳しく書いています。
写ルンですと同様、基本的な事や作例はもちろんですが、フィルムの交換方法も載せておきましたので是非参考にしてみてください。
ロモグラフィレンズ付きフィルムガイド/作例やフィルムの装填方法等
昨今のフィルムカメラブームは、何と言っても「写ルンです」が火付け役になったというのは間違いありません。 実は写ルンですみたいなレンズ付きフィルムは富士フィルムだけではなく、他のメーカーからも出しており、昔はコダックの「スナップ...
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写真を撮り終えたら、現像に出してみよう

ここがデジカメとの最大の違いですが、フィルムは写真を撮り終えた段階では写真として見る事が出来ません。
「現像」という工程を経て、そこから紙にプリントしたり、スマホやパソコンにデータを送って初めて撮った写真を見たりSNSに投稿する事が出来ます。

↓の記事にお店に現像を頼む方法から出来上がった写真を見たり、SNSに投稿するまでの流れを詳しく書いています
フィルム現像ガイド ~撮り終えたフィルムがスマホに届くまで~
フィルムカメラはデジカメと違って、撮った写真を見れるようになるまでに色んな工程を踏んでいく必要があります。 この工程を一般的に「現像(げんぞう)」と呼んでいます。 この現像という作業は自分でする事も可能なのですが、場所と...
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これで一応フィルムカメラの基本的な事は経験できます。
その上で本格的にフィルムカメラをやってみたいと思ったなら、次のステップに進みましょう。


STEP2:マイカメラを持とう

レンズ付きフィルムを体験して「本格的にフィルムカメラをやってみたい」と思ったら、マイカメラを購入する事を検討してみましょう。

となると「どんなカメラを選べば良いのか?」という事なんですが、まずは「どんなカメラがあるのか?」という事と、それらのカメラの特徴を説明していきます。


フィルムにはサイズがある

フィルムというものはサイズがあり、一番オーソドックスなのが↓のようなフィルムになります。


呼び方は「35mm判」「ライカ判」「135フィルム」等色々あり、 一番よく使われているタイプのフィルムになります。

このタイプ以外にもトイレットペーパーみたいなフィルムや下敷きみたいな1枚タイプのフィルムもあり、それぞれのフィルムによって、それ用のカメラを買う必要があります。

今回は最初に紹介したオーソドックスタイプのフィルムに限定してお話していきたいと思います。


大きく分けて3タイプのカメラが存在する

フィルムカメラは大きく分けると、

1.一眼レフ
2.レンジファインダー
3.コンパクトカメラ
の3タイプに分類されます。

この3つはそれぞれタイプも違うので、どういう写真を撮りたいのか?によってチョイスも変わってきます。
まずはそれぞれの特徴と、メリット・デメリットをお話していきましょう。


一眼レフ


フィルムカメラの中では、この一眼レフが一番バリエーションが豊富で、一番馴染みがあると思います。
この一眼レフカメラは大きく分けると「オートフォーカス(AF)」と「マニュアルフォーカス(MF)」の2つに分類する事ができます。


オートフォーカス
フォーカスとは「焦点」や「ピント」の事で、自動的にピントを合わせてくれるカメラの事をオートフォーカスと言います 。
要は今のデジカメに当たり前に備わっている機能で、こちらの方が馴染みがあると思います。

そして時代的にもオートフォーカスの方が後なので、色々なオート機能が充実していてシャッターを切る事だけにより集中できます。


マニュアルフォーカス
オートフォーカスに対してのマニュアルフォーカスは、手動でピントを合わせる必要があるカメラで、やや難易度が高くなります。
時代的にもオートフォーカス以前になるので機能面でも充実しておらず、ピントはおろかF値やシャッタースピードも自分で判断しないといけないものも多々あります。

そういうカメラは全てを自動でやってくれるカメラに比べれば難易度が高いですが、写真を撮っていても手作り感が満載なので、中々楽しいものがあります。


【一眼レフのメリット】
・正確に目の前の光景を切り取る事が出来るので、写真を作り込む事が出来る
・広角から望遠までレンズのバリエーションが豊富
・ファインダーが大きいので、ファインダーを覗いて見た通りの写真が撮れる

【一眼レフのデメリット】
・機能上、どうしても大きく重くなる
・機能上、シャッター音が大きい(「カシャッ!」というイメージ通りのカメラのシャッター音)
・「写真撮ってます感」がモロに出るので、住宅街や商店街等では撮るのを躊躇してしまう事もある
一眼レフはガッツリと「撮影」するのに向いているカメラで、逆にスナップや気軽にパチリとやりたい時には向いていないカメラという事になります。
マニュアルフォーカスの場合はある程度の知識も必要で、多少勉強しなといけない事もあります。 (難しい事はありません)

レンジファインダー


カメラというのは発明された当初はものすごく大きくフィルムも相応な大きさで、撮影自体がものすごく大掛かりでした。(上記で話した一眼レフとも比較にならないくらいです)
そんな中、戦前にライツ(現在で言うライカ)というメーカーが小さなフィルムで撮影出来るカメラを開発し、写真撮影は身近なものになりました。

それがこの記事で扱っているオーソドックスタイプのフィルム「35mm判」もしくは「ライカ判」の始まりになります。

その当初に作られていたカメラがレンジファインダーと呼ばれるカメラで、日本の各メーカーはレンジファインダーの開発にしのぎを削っていました。
所がドイツのカメラメーカー、ライカの作った「M3」というカメラの完成度の高さに驚愕し、日本のメーカーはレンジファインダーの開発を諦め、一眼レフにスライドしていったという歴史があります。

ですのでレンジファインダーというカメラは歴史的には一眼レフよりも前なので、比較的古いタイプのものが多いです。


特徴
レンジファインダーの特徴として、一眼レフに比べると小型になります。
これは構造上の問題で、一眼レフに必ず組み込まないといけない部品を入れる必要が無いので、その分だけコンパクトにまとめる事が出来るという訳です。

そしてもう一つはシャッターの音がかなり小さいです。
一眼レフのシャッター音が「カシャッ!!!」なのに対し、レンジファインダーのシャッター音は「かちゃん。」という感じです。

静かな場所で一眼レフのシャッターを切ると結構大きな音がしますが、レンジファインダーだとほとんど気付かれる事が無いと思います。

逆に一眼レフに出来て、レンジファインダーには出来ない事はファインダーの正確さです。
一眼レフはファインダーを覗いた光景がそのまま写真になりますが、レンジファインダーの場合はややズレが生じます。

というのも一眼レフはレンズから入ってきた光を鏡が受けて、その像をファインダーで見るという感じですが、レンジファインダーはレンズとファインダーが別になっています。
構造で言えば写ルンです同じで、レンズとは別の所にある素通しのファインダーを覗いてシャッターを切るのでその分のズレが出てしまいます。


一眼レフはレンズを通した光景がファインダーにそのまま写し出されるので、どんなレンズであっても常にファインダーを覗いた光景がそのまま写真になります。例えば標準的なレンズを装着したら、ファインダーは↑のような感じになり、



望遠系のレンズを装着すると、ファインダーは↑のようになります。



しかしレンジファインダーはレンズとファインダーが別になっているので、レンズを変えてもファインダーの光景は変わりません。



装着するレンズによって↑のような枠線が引かれて、それを目安にフレーミングをします。(当然正確ではありません)



もう少し寄り気味のレンズだとこんな感じになります。



これは何を意味するかと言いますと、望遠レンズの場合は↑こんな感じになってしまいます。(小っちゃい…)



【レンジファインダーのメリット】
・構造上、コンパクトにまとめる事ができる
・シャッター音がすごく静か

【レンジファインダーのデメリット】
・ファインダーを覗いた光景と実際の写真にズレがあり、装着したレンズに応じて枠線が引かれるだけなので、正確なフレーミングが出来ない
・古い型のものが多い
・ほとんどのものがフルマニュアルなのでちょっとハードルが高い

よってレンジファインダーは正確なフレーミングで画作りをする撮影には全く向いておらず、スナップ写真用のカメラという事になります。

また、操作もマニュアルのものがほとんどなのでややハードルが高めのカメラになります。


コンパクトカメラ


コンパクトカメラは色んなタイプのものがあるのですが、「コンパクトカメラ」と聞いてイメージするのは↑のようなものが多く、比較的新しめのものが多いです。


オート機能に優れていて、初心者の方もとっつきやすい
コンパクトカメラの特徴は色々な設定が全てオートなので本当にシャッターを押すだけというお手軽さが最大の良さでもあります。
ですので初心者の方でも非常にとっつきやすく、手っ取り早くフィルムで撮ってみたいという方はコンパクトカメラが非常におすすめです。

【コンパクトカメラのメリット】
・フルオートなので初心者の方でも簡単に撮る事が出来る
・小型で軽量なので、手軽に撮れる
・シャッターも静かなので、一眼レフだと撮りにくい状況でも撮りやすい

【コンパクトカメラのデメリット】
・お手軽なので「写真を撮っている」という感じがせず、ついついたくさん撮ってしまう。
・全てカメラ任せなので、無難な写真が量産されてしまう。
・本当にフルオートなものはどういう設定でとっているかが解らないので、不安になる

コンパクトカメラは気軽に撮りたい時やスナップ撮影等でシャッターを切る事だけに集中したい時に、その威力を発揮してくれるカメラという事になります。

ちなみに僕自身は普段は一眼レフでとっているのですが、商店街とか一眼レフで撮りにくい場所はコンパクトカメラを使用しています。


お値段は全てピンキリ

そして気になるお値段ですが3種類とも全てピンキリになり、高いものだと数十万、安いものだとヤフオクやメルカリで1000円くらいで買えるものもあります。

ですが、最初はカメラ屋さんでちゃんと整備されたものを買う事をお勧めします。
ヤフオクやメルカリで個人の方が出品しているものは避けた方が無難でしょう。
ある程度の知識が必要になりますし、出品した本人さえもよく解っていないという事も多々あります。

変なカメラを掴んでしまうと、「シャッターが切れない(動作不良)」「写真が真っ暗or真っ白(シャッタースピードが故障)」「写真が真っ赤っ赤(モルト劣化による光線引き)」「写真がぼわっとしている(レンズのくもり、カビ、バルサム切れ)」みたいな事になりかねません。


大事なのは“持っていて嬉しい”

以上3種類のカメラの説明をしてきましたが、どういう写真を撮るのかに応じてカメラを選択すれば良いと思います。

しかし大事なのは、例え用途的に向いていないとしてもカメラのデザインが気に入った等、持っていて嬉しい等の動機があれば迷わずそのカメラを選べば良いと思います。


STEP3:マイカメラで撮ってみよう

自分のカメラを購入したら、その相棒と一緒に街に繰り出しましょう。
このステップでは

「フィルムの取り付け方」
「撮り終えた後のフィルムの取り出し方」
「写ルンですと同じ設定で撮ってみる」
「最初の難関“露出”の事を勉強してみる」
という事についてお話していきたいと思います。


フィルムの取り付け方&取り出し方

当然ですがフィルムカメラは「フィルム」が必要で、カメラにフィルムを取り付けたり、撮り終えるとカメラからフィルムを取り出す必要があります。
初めてフィルムカメラで撮る時は何気にここでつまづいてしまうので、まずはこの説明からしていきます。

色んなタイプのものがあるのでカメラによって取り付け方は違ってきますが、一番多いタイプの取り付け方を↓の記事で説明しています。
【カメラ屋直伝】フィルムの取り付け方を画像付きで解説します。
フィルムカメラを始めて一番最初に戸惑うのは「フィルムの取り付け方」だと思います。 最初は中々うまい事取り付けられずイライラしたり、あまりに長時間手こずっているものだから興ざめしてしまったりもするものです。 そして一番最悪...
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大概のフィルムカメラはこのタイプなので↑の記事で十分事足りると思いますが、古めのレンジファインダーだとやり方が違うものもあります。
その時は「カメラ名 フィルム装填(そうてん)」で検索すると引っかかってくれると思います。

この「装填(そうてん)」という言葉はフィルムカメラ界隈でよく出てくる言葉なので覚えておいてください。



上記で説明したタイプのコンパクトカメラは↑のようにフィルムを入れて、蓋を閉めれば自動で巻き取ってくれます。



そして写真を全部撮りきったら今度はカメラからフィルムを取り出す必要があります。
これは取付けに比べれば難しくはありませんが、初めて取り出すときは解りにくいので説明しておきます。

【全て撮り終えたら…】フィルムの巻取り方
フィルムカメラを全て撮り終えたら、後は写真屋さんにフィルムを持っていくだけなのですが、その前にもう一工程やる事があります。 それは撮り終えたフィルムを巻き取るという作業です。 最初は何もかもが初めてなので戸惑うと思いますが、...
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↑の記事で説明に用いているのは一眼レフですが、ほとんどのフィルムカメラがこのタイプなので、そこまで大差はありません。

古いカメラだと勝手が違うものもありますが、原理的には同じです。

そしてコンパクトカメラは全て撮り終えたら自動的にフィルムを巻き取ってくれます。
「ジー」という巻き取りの音が止まったら裏蓋を開けて取り出すだけでOKです。


露出計が付いていないカメラを選んでしまった時の対処法

フィルムの取り付け方と撮り終えた後の巻き取り方をマスターしたら、今度は撮影中によくあるトラブルについてお話していきます。

一眼レフやレンジファインダーを購入した際、ほとんどのカメラには「露出計」というものが付いています。
ただ、古いものが多いので露出計が壊れていたという事もよくある話で、レンジファインダーやかなり古めの一眼レフはそもそも露出計自体が付いていないという事もよくあります。

形やデザインに惹かれてそのカメラを購入したり、安かったので勢いで買ってしまったのは良いが、露出計が付いていなかったという場合の対処法についてお話していきます↓

露出計が無いフィルムカメラを買ってしまった時の対処法(力技編)
おじいちゃんの家の押し入れから昔のカメラが見つかったとしましょう。 奇跡的にカメラが動いたとしても、電気の部分である露出計は全く動かないというのはよくある話です。 電池が切れているだけで露出計自体は何とも無かったとしても、電...
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要は「写ルンです」と同じ設定にして撮るという事なんですが、写ルンですは夜以外ならある程度は写ってくれます。
ですのでカメラを写ルンですと同じ設定にすると、夜以外はある程度は写ってくれるという事になります。


カメラを始めて最初の壁、「露出」理解する

オートのカメラもしくは露出計の付いているカメラを選ぶ。
無い場合は写ルンですと同じ設定で撮る。

このやり方だけでもある程度フィルムカメラで撮る事は出来ますが、「露出」を理解すると更に写真の幅が広がる事は確かです。

男の子が完全にシルエットになっています。こういう写真はオートや露出計通りにだと撮れません。


良いタイミングですから、一応露出の話もしておきます。

【初心者向】カメラをマニュアルで撮れる様になる講座
写真を始めた最初の頃は「風景」や「スポーツ」等のシーンモードから撮りはじめ、慣れていくうちに横の「P」とか「A」とか「T」や「M」のダイヤルが気になってくるというのが大体の流れだと思います。 Pはフルオートなのでともかくとして...
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ポイントは一発で理解しようとしないという事です。
ずっとカメラを触ってれば解ってくるものなので、1つづつ覚えていく感じでOKです。


STEP4:色々なフィルムを使ってみよう

ある程度フィルムカメラで撮っていると、次に気になるのはフィルムの方です。
昔に比べればフィルムの数はかなり減りましたが、今でも選べるくらいの数は存在します。


フィルムの種類は大きく分けて3種類

そんな色々あるフィルムですが、大きく分けると3種類に分ける事ができます。

・カラーネガフィルム
・白黒ネガフィルム
・カラーリバーサルフィルム


カラーネガフィルム


このカラーネガフィルムが一番馴染みがあり、一番多く使われているフィルムになります。
SNSのフィルム系のタグの写真のほとんどはこのカラーネガフィルムです。

ネガは「ネガティブ」のネガで、現像する際に色が反転するので、語源はそこから来ています。


白黒ネガフィルム


デジカメの場合だと白黒写真は白黒モードにしたり、カラーで撮った写真を加工して白黒にする事ができますが、フィルムの場合はそれができず、白黒フィルムを使う必要があります。

ちなみに白黒ネガフィルムは現像が比較的簡単で、自分で現像されている方も多いです。
お店で頼むとカラーネガよりも割高になります。


カラーリバーサルフィルム


ネガフィルムは現像の際に色が反転すると言いましたが、それを更に反転させて現像するので、この名前が付きました。
ですのでフィルムの段階で鑑賞する事ができます。

元々の用途は映写機を使ってスクリーンに拡大させて映すのに使われていました。
よって特にプリントしたりせず、現像したフィルムの段階で完成品という事になります。(もちろんプリントしたりデータ化する事も出来ます)

しかし現像したフィルムを明るい所にかざして見てみると、まるで宝石のような輝きを放っていて写真ファンの心をぐっと掴みます。
このリバーサルフィルムは根強いファンが非常に多いです。

ちなみにこのリバーサルフィルムはネガの対比でポジフィルムとも呼ばれ、語源はもちろんネガティブに対するポジティブから来ています。
リバーサルフィルムに関しては↓の記事で詳しくお話していますので、ご覧ください。
リバーサル(ポジ)フィルムガイド 概要から現像まで解説します
フィルムカメラで撮り続けていると、色んなフィルムに興味が出てきます。 その中でも異彩を放つのが今回ご紹介する「リバーサルフィルム(ポジフィルム)」ですね。 フィルムと言えばネガが当たり前で、まさかネガ以外のフィルムが存在する...
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日本で流通している全レギュラー的フィルムの作例を載せています

そして当ブログでは現在日本に流通しているレギュラー的存在のフィルムは全て使って記事にしました。

富士フィルム
スペリアプレミアム400
ヴィーナス800
PRO400H
フジカラー100
業務用100
プロビア100F
ベルビア50/100

コダック
プロイメージ100
エクター100
ポートラ160/400/800
ウルトラマックス400
エクタクローム100E

その他のフィルム
ロモグラフィー100/400/800
シネ・スチールフィルム50/800
IRO200/400


「富士フィルムレビュー」「コダックフィルムレビュー」「その他のフィルムレビュー」と、3つのカテゴリーに分けていますので、是非参考にしてみてください。

※上記以外にもフィルムの記事はありますが、生産が終了したフィルムや白黒フィルム等の記事なので、上記には載せませんでした。

そしてフィルムには限定販売みたいなものが多く、その在庫が無くなり次第生産終了という事も非常に多いのでそれらは除外し、欲しいと思った時に確実に入手出来るフィルムのみをピックアップしました。


終わりに

このページでは35mm版のフィルムカメラに絞ってお話をしてきましたが、フィルムカメラはそれ以外にも中判や大判サイズと言われるカメラも存在します。

そしてプリントも専用の用紙にネガを直接焼き付けたりと、デジタルには無い楽しみ方があり、機材にしろ写真にしろ沼のような奥深い世界が広がっています。

僕も最初はカラーネガフィルムから始め、そこからリバーサルフィルムと白黒フィルムに手を出し、その後は白黒フィルムを自分で現像するにまで至りました。
そして今はネガのプリントに興味を持ち始めた所です。

今回はフィルムカメラの入り口部分の話のみでしたが、これ以外の事は今後もこのブログでお話していきますので、また見に来てくれると嬉しいです。

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