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2018年10月。
富士フィルムの黒白フィルム「ACROS100」が姿を消したのと同じ月にコダックからとあるリバーサルフィルムが復活を遂げました。
その名を「エクタクロームE100」。
このフィルムは2012年3月1日に生産終了となった「エクタクロームE100G」 というフィルムと同タイプになります。
今回はこの見事に復活したエクタクロームE100をご紹介します。
色んな種類があったコダックのリバーサルフィルム
そもそもコダックのリバーサルフィルムはバリエーションが豊富で、大きく分類すると「コダクローム」「エクタクローム」「エリートクローム」の3種類が存在し、そこから更に発色や彩度や感度の違い、タングステンタイプ等色々な種類に枝分かれをしたものが発売されていました。そんな中、今回紹介するエクタクロームE100は特定の色に寄せる事もなく、 ちょうど真ん中の万能タイプのフィルムになります。
お値段は高め
そしてフィルムの値段はお店によってもバラツキがありますが、僕が購入した所で1880円、場所によっては2000円を越える所も珍しくはありません。このフィルムの2000円は今となってはそれほど珍しくはありませんが、 むしろ「高っ!」と思ったのは現像代の方です。
あくまでも僕が頼んだお店の現像代ですが、現像代が1223円、データ化代が842円、合計2065円掛かりました。
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それでもこの輝きを手に入れる事が出来るのなら…。
現像したポジを明るい所に透かして見てみてください。画像で見た時よりも3割り増しになっています。
作例(多め)
それでは実際に作例をご覧頂きましょう。今回はちょっと多めにお見せします。![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/02/FH000001-1-1.jpg)
リバーサルでこれをやるのは初めてです。
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特定の色味に偏るとか彩度が高めとか、そういう事はなく万能タイプのフィルムだという事が解ると思います。
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僕好みの面白い街を発見しました。
1980年台くらいの街並みが残っていて、しばらくここで撮りたいと思います。
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本当に誇張する事もなく、撮影した日に見たままの景色がそのまま写されているという感じです。
コダックと言えば黄色っぽくなるというイメージがあるのですが、エクタクロームE100に関してはそんな事はありませんね。
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終わりに
どうしてもネックになるのが値段ですね。フィルムで撮る以上それを言っちゃおしまいなんですが、やっぱり撮るのを結構躊躇しました。
せっかく復活してくれた事ですし、リバーサルフィルムにはまだまだ頑張って欲しい所です。
僕もまたリバーサルで撮りたいと思います。
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