![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8683-1.jpg)
フィルムが収まっている↑の容器の名称をご存じでしょうか。
これの正式名は「パトローネ」と言います。この小さな容器の中に36コマ分のフィルムが収められています。
「このパトローネの中身はどうなっているんだろう?」
そんな思い付きから、分解してみる事にしました。
やはり簡単に開けられるものではない
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8685-1.jpg)
しかしこのパトローネですが、どうやって開ければ良いのか?が全く解りません。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8688-1.jpg)
上から下から眺めてみても開け口が見当たらないのです。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8690-1.jpg)
よく見てみると↑この部分がフタ状になっているので、開けられるとすれば恐らくこの辺りなんじゃないかと。
しかし手で簡単に開けられる訳ではないようです。もしそうなら簡単に光が漏れてしまいます。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8692-1.jpg)
ですので、栓抜きを使ってみる事に。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8693-1.jpg)
相当頑丈に閉められているのか、フタの部分が曲がってしまいましたが何とか口が空きました。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8699-1.jpg)
後は手でフタを取る事が出来ます。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8700-1.jpg)
そして凸の部分を押してやると、
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8701-1.jpg)
中身が出てきます。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8710-1.jpg)
使い終わったフィルムで試してみたのでこんな感じですが、未使用なものだと巻かれたフィルムが大量に出てくる事になります。
結論。
![](https://webmagalog.com/wp-content/uploads/2019/07/DSCF8711-1.jpg)
「外箱」「芯」「フタ」の3つに分解できます。
これ以上でもこれ以下でも無い結果になってしまいましたが、興味のある方は是非やってみてください。
ちなみにパトローネは現像を出す時に写真屋さんにお願いすれば、返してくれます。発音は「パトロール」と同じです。