今回は富士フィルムの「PRO400H」のレビューをしたいと思います。
PRO400Hと言えば「青っぽい写真になっていい感じ」が特徴的のフィルムですが、あがってきた写真を見る限りでは「そんなに青っぽいかな?」というのが正直な感想です。
今回はその辺を中心に作例を交えてお送りしていきます。
価格
最近は1000円を超えたとしても高いと感じなくなってきたのですが、 富士フィルムの中では十分に高い部類に入り、平均で1600円くらいで売っています。時期よっては(アマゾンで)リバーサルフィルムのベルビア100と同じくらいの時もあります。
たくさん撮れる!
富士のフィルムはこの傾向が多いのですが、PRO400Hは38枚も撮る事が出来ました。
僕はフィルムを取り付ける時に1回巻き上げるのですが、それでも38枚撮る事が出来るので、上手くすれば39枚も夢ではありません。
参考:
フィルムカウンターが「36」まで来て、そこから更にもう1枚巻き上げられて実質37枚目が撮れる事はよくありますが、そこから更にもう1枚巻き上げられて38枚目が撮れた時はちょっと嬉しかったです。。(いつもは38枚目の途中で終了になります。)
青くなる現象
それでは例の「青くなる」現象について見ていきましょう。まずは太陽の光がモロに当たっている写真です。
この日は天気が良かったので光の条件としてはいわゆる「直射光」が多かったです。
決して青くはありませんね。
次に青っぽくなりやすい日陰の写真を見てみましょう。
やや青みが掛かってますが、これは色温度的なものでフィルムのそれとは違います。
むしろ本来もっと青くなる所を忠実な色に戻してくれている感じさえもします。
インスタグラムの「#pro400h」で色んな作例が出てきますが、中には色がかぶっているくらいに青いものも見られます。
これはおそらくパソコン上や写真屋さんで、そういう補正をしているのではないかと思います。
このフィルムは名前の通り「PRO400H」ですから、プロの人が仕事用に使う事を想定して作っているので、特定の色に寄せるというのもおかしな話です。
作例
それではそれらを踏まえて作例をご覧ください。終わりに 実は忠実性の高いフィルムだった
実際に使ってみた感想として、PRO400Hは他のフジのフィルムと比べてもむしろクセが無く、忠実に再現してくれるフィルムだったというのが正直な所です。(青っぽくなってくれた方が面白いと言えばそうなのですが)改めてインスタグラムで色んな人の写真を見てみると明らかに青い写真が数多く存在しますね。
やはり現像するお店のさじ加減による所が大きいのだと思います。
参考:
んー、でも青いっちゃあ青いかなぁ(どないやねん)
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