全く同じ被写体を今のレンズとオールドレンズで撮り比べてみた


ミラーレスカメラが普及するに連れて、オールドレンズで写真を楽しむ方が増えてきました。

写りが昔っぽくなったりフィルムっぽくなるという事なのですが、僕もフィルムカメラで撮っているので使うレンズはおのずとオールドレンズになります。

デジカメで撮る時は特にオールドレンズで撮るという事はしてこなかったのですが、今回はその真意を確かめたくて検証してみる事にしました。


全く同じ設定、全く同じ被写体で

検証するにあたって全く同じカメラで全く同じ設定にし、全く同じ被写体で撮り比べます。


使用するレンズ

今回使用するカメラは富士フィルムの「X-T10」(これしか持ってないので。。)。
使用するレンズは今のレンズが「フジノンレンズXF35mmF2R」で、オールドレンズが「MC W.ROKKOR 35mm 1:2.8」です。

フジノンレンズXF35mmF2R(今のレンズ)



MC W.ROKKOR 35mm 1:2.8(オールドレンズ)


画角も全く同じなので、より解りやすい検証を行う事が出来ます。


検証1

まずは別の記事で使用したフィルムの写真をそれぞれのレンズで撮り比べてみました。


フジノンレンズXF35mmF2R(今のレンズ)



MC W.ROKKOR 35mm 1:2.8(オールドレンズ)

オールドレンズの方は暗めなので、明るさを調整してみる事に↓









MC W.ROKKOR 35mm 1:2.8(オールドレンズ明るさ調整後)


オールドレンズの方がべちゃっとしていて、立体感が損なわれている気がします。
色合いも、良いか悪いかは解りませんが色あせている感じがしますね。

この「べちゃっと感」と「色あせた感じ」がオールドレンズの味といえば味なのでしょう。


検証2

今度は屋外で同じ被写体を探して撮ってみました。

昔っぽい感じになる特徴の1つとして、赤色と緑色に特徴があります。

特に赤色は上からペンキでも塗ったかの様な感じですね。


赤色と緑色のもので撮り比べると違いが解るかもしれません。


フジノンレンズXF35mmF2R(今のレンズ)



MC W.ROKKOR 35mm 1:2.8(オールドレンズ)


オールドレンズの方はピントが甘いのでぼやっとした感じが出ていますが、色に注目してみると言われなければどっちがどっちか解らないと思います。(よーく見てみると、オールドレンズの方がやや色あせています)


結果

・確かに違いはあるが、劇的に違うというものではない。
・今回検証で使ったオールドレンズは「べちゃっと感」「ぼわっと感」「色あせ感」が見られた。
・別のオールドレンズを使えば、また違った結果が見られるかもしれない。
・オールドレンズに期待する写りはレンズだけではなく、フィルムの要素もあるので、デジカメの撮像素子(センサー)だとどうしてもオールドになりにくい。
よく言われる「レンズの味」というのは、設計者が狙ってそうしたのではなく、不完全の産物なのかもしれませんね。
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