純粋に写真を楽しみたい人におすすめ出来る2つのSNS


ツイッターとインスタは正直しんどい…

現在は誰もがSNSで写真を投稿する時代で、毎日毎日かなりの写真が洪水のようにアップされています。
中でも利用者が多いのはツイッターとインスタグラムではないでしょうか。

でもこの2つは純粋に写真を楽しむのには全く向いていないSNSです。(ツイッターはともかく写真専門のインスタグラムが写真を楽しむのに向いていないというのもおかしな話ですが…)

良くもないのに「いいね!」をして回ったり、別にフォローしたくないのにフォローしたりと、そんな自己矛盾に耐えられる精神力をお持ちの方か、その辺を完全に割り切れる人じゃない限り続ける事自体が苦痛を伴います。

でも自分の写真を多くの人に見てもらいたい…。
そこを諦めきれない為に矛盾に耐えながら続けている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は純粋に写真を楽しみたいという方に向けて、オススメの写真専門SNSを紹介しようと思います。
そのSNSは2つあり、それぞれタイプが違うので両方共試してみても良いかもしれません。


1.PHOTOHIT

https://photohito.com/

PHOTOHITはあの「価格.com」が運営しているサイトで結構古く有名な写真共有サイトですが、何故かツイッターやインスタ界隈では名前を聞く事がありません。


ガッツリ写真をやっている人向けに作られている

ツイッターは写真専門ではなく数あるジャンルの中に「写真垢」というものがあるという感じで、インスタグラムも切り口が写真というだけで、ガッツリと写真をやっている人の集まりという訳ではありません。(目の前の料理をアップしたり、旅行先の写真をアップしたり)

それに比べてPHOTOHITというのは、写真を趣味にしている人が集まるという体(てい)でサイトが作られています。


いいね!やフォローの引力が低い

ツイッターやインスタグラムでは発信力を持つためにフォロワーを増やす必要があり、そのフォロワーを増やす手段として色んな人のツイートや投稿にいいね!を押しまくります。

たまに尋常じゃないくらい、いいね!を押しまくっている方がいますが、あれは何にでも感動できる感受性が豊かな人ではなく、いいね!する事によって自分の事を認知してもらい、自分に合いそうな人だったらフォローしてもらうというのが狙いです。

そしてもう1つはこちらから先にフォローをして、逆にフォローを返してもらうというやり方がありますね。

良くもないものにいいね!をしたり、フォローしてもらいたいが為にフォローしたりと、その辺を割り切れる人なら全然OKなのですが、そうじゃない場合は非常にストレスが伴います。
頻繁にいいね!をしてくれる人に対しては思わずいいね!を返さないといけない感じになりますし、フォローしてくれた方に対しても、何故かフォローをし返さないといけない感じになります。

ツイッターやインスタグラムはこの引力が凄まじいんです。

それに比べてPHOTOHITはいいね!やフォローという用語がありません。
「いいね!」の代わりに「お気に入り」、「フォロー」の代わりに「ファン」というものがあるのですが、代わりとは言え少し性質が異なります。

お気に入りというのは1枚1枚の写真に対してお気に入りボタンというのがあり、それを押すと自分のページのお気に入り欄に登録され、いつでもお気に入り登録した写真を見返す事が出来るという仕組みです。

ファンとフォローは似ていて、とあるユーザーのファンになるとそのユーザーの新着の写真がマイページに表示されるのですが、タイムラインみたいに洪水にはなりません。
「ファンになっているユーザーの新着写真」という所をクリックすると、サムネイルの写真が表示されるだけです。

お気に入りに登録された、ファンになってくれたからと言って、お返しをする必要はありませんし暗黙のルール等もありません。
確かにそれを活用してファンを増やしたりしている方がいるのは事実ですし、人が集まる所なので発信力がある方が新しい写真を投稿しても多くの人に認知してもらいやすいのも事実です。

しかし、お気に入りの多さやファンの多さは写真の腕前とある程度は比例しています。

そして主役はユーザーではなく、あくまでも写真です。
キャラを前面に出しにくい仕様になっていて、キャラで人気を取るという事が凄くやりにくいです。

有名人がPHOTOHITに登録したとして、有名ですから最初は何もしなくてもファンが増えると思います。
しかし肝心の投稿する写真が適当に撮ったランチの写真とかだと、「ん?」という雰囲気が漂う感じになります。

PHOTOHITは他のSNSと違って、「いいね!(お気に入り)」「フォロワー数(ファン)」「知名度」が求心力になりにくい仕様になっています。

なりにくいだけで、完全に0という訳ではありません。


何気にこれがデカい!トップページが存在する

ツイッターやインスタグラムはユーザー共通のトップページが存在しません。
ユーザーのタイムラインが流れるページが、それぞれのトップページといった感じです。(ツイッター等は速報性を重視しているので、そのスタイルが合っているんですね)

PHOTOHITはユーザー共通のトップページというものがあります。


このページが入り口になり、このトップページから自分の「マイページ」へ行くユーザーさんがほとんどだと思われます。

それ以外にも、このトップページには色んな役割があります。

まずカメラやレンズの名前から写真を検索出来る機能があります。



↑カメラの名前から写真を検索したり、




↑レンズの作例から写真を検索する事ができます。

そして次に注目が集まった写真がトップページに載る「トレンド」、選りすぐりの写真を「写真集」として各カテゴリーに載ったり、その中で更に選ばれた写真がトップページに載る「セレクト」等があります。


自分の写真がここに載ると認知度が一気に上がるので、多くの人に見られるチャンスになります。

これは運営側が判断して写真を載せているので、「バズ」とは完全に性質が異なります。
が故にどういう根拠で載るのかは解りませんが、少なくとも言えるのはよく解らない写真が選ばれる事はまずありません。(1度見てみてください、すごくレベルが高いです)

写真集やセレクトに選ばれるという事は、ある程度腕がある証拠なので、他の写真も評価されてファンが増えるきっかけになる事が多いです。

ツイッターやインスタグラムでいう所のいいね!をしまくったり、フォローしてもらう為のフォロー以外にも、自分の写真を見てもらう入り口が用意されているという事になります。


宣伝目的でやるには、うまみが無い

そもそもPHOTHITが宣伝禁止ですし、プロフィール欄にブログやサイトのURLを貼る事は出来るのですが「誰が見るんだ?」という所まで行かないと見れない様になっています。

つまり露骨な宣伝はおろか、自分のブログのアクセスアップ等にも全く使えません。

という事は出会い系や副業情報等のユーザーは存在しませんし、ブログのアクセスアップ目的のユーザーも少なく、純粋に写真を楽しむユーザーが圧倒的に多いです。
従って無闇にいいね!をしまくったり、フォローしてもらう為にフォローをする人自体が少ないという事になります。


2.coten

coten | 写真の本気と出会う場所
cotenは、写真展や写真集といった本格的な写真表現を無料で気軽に楽しむことができる、写真好きのためのSNSです。14日間タイムラインに埋もれることのないWeb個展を開催できるほか、誰でも簡単に自分だけの写真集を作成・販売することもできます。


cotenは最近始まったばかりの写真専門SNSで、従来のSNSとは大幅にシステムが違います。

と言うのも、投稿した写真が一瞬で埋もれてしまうという写真SNSの在り方に疑問を抱き、写真を「作品」として扱ってくれる事を念頭に置いた運営をしています。

投稿の仕方ですが、1枚~12枚を1セットとし、それにタイトルを付けて投稿し、トップページにタイトル、作者名、サムネイル写真が表示され、気になったユーザーがそれをクリックするという具合です。


クリックすると作品ページに移動し、1枚1枚写真を鑑賞出来るようになっています。(「<」 「>」ボタンでページをめくっていく感じです。)
サイドバー等鑑賞の邪魔になるものは無く、写真のみに集中出来るようになっていて、それはまさにWEB個展と言った感じです。


cotenのユニークな点

他のSNSとの最大の違いは投稿した作品は本物の個展みたいに期間限定だと言うことです。
そしてその期間中は他の作品を投稿する事ができません。

そして1つのテーマで複数枚の写真を組むのは結構難しいので、他のSNSよりも1ユーザー辺りの作品の投稿数が圧倒的に少ないです。

という事は埋もれる心配が無い事を意味します。


そして次に、投稿した作品を写真集として販売する事ができます。
販売する写真は今までに開催した作品の中から組み直す事ができ、売上の15%がロイヤリティとして入ります。


自分の土俵に引き込める

嬉しいのはサイトの構造上、自分の土俵に引き込んで作品を見てもらう事が出来るという事です。

タイムラインやハッシュタグ検索等で洪水の様な写真を処理していく従来のSNSとは違って、cotenの作品には入り口があり、タイトルがあり、複数枚の写真の流れがあり、作者の世界観がある。

見る側もその時間は意識をそこに向ける必要があるので、本当の意味で写真を共有する事が出来ます。


cotenの楽しみ方

そんなcotenの楽しみ方ですが、圧倒的にパソコンの画面で見て欲しいという事です。

別の記事でも書きましたが、スマホサイズで見る写真とパソコンの大きな画面で見る写真とではかなりの違いが出てきます。
パソコンをお持ちの方は是非ともパソコンの大画面でご覧ください。

参考記事:
どうしても写真を大きなサイズで見て欲しい理由
今の時代、ブログやSNSを見る時はスマホが主流で、このブログも7割位の方がスマホでご覧になられています。 これは写真系のカテゴリーを扱う者としては頭を悩ます問題で、スマホで見るという事は写真のサイズはどれだけ頑張ってもスマホ以上の...

数あるSNSの中で、このcotenは特に一押しです。


最後に

僕は以前ツイッターの写真垢で活動していました。
「いいね!がたくさん欲しい」「フォロワーを増やしたい」という気持ち一心で、営業活動の様に色んな人にいいね!をしまくり、必死でアピールしていたのを覚えています。

営業活動をやればやるほど、いいね!の数やフォロワーが増えていき、ある種の快感に取り憑かれてしまい、自分を見失った事もありました。

いいね!をくれた大半が僕の写真そのものを気に入ってくれたのではなく、単なるいいね返しや、向こうも同じように営業いいねだったという事は心のどこかでは解っていました。

「自分に嘘をついてまで、こんな事をやる必要があるのか?」

僕が欲しいのはお駄賃か?ご祝儀か?それとも「おひねり」か?

自分の渾身の作品を発表し、それに共感してくれた人に本心としての「いいね!」を頂く。
これが僕の望む形であり、誰からもいいね!を頂けなかったとしてもそれは僕の力が無かっただけの事で、甘んじて受け入れる事が出来ます。

今まで僕に感動を与えてくれた人はみんなそうしてきたのですから。


今回紹介した2つのSNSは、従来のSNSに嫌気がさした人にこそ試して欲しいもので、真剣に写真に取り組でいる人におすすめ出来るSNSです。

発信力がいいね!に直結してしまい、良い写真=いいね!の数にならないものとは違って、純粋な写真の力で勝負が出来るので、どんどん挑戦して欲しいです。(特にcotenは盛り上げたいです)

良い写真が評価される。
本来のあるべき姿に最も近いSNSかもしれません。
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