スナップ写真の基本の基本 そもそもスナップ写真の定義とは?

写ルンです シンプルエース

最近、スナップ写真を撮ろうと色々と勉強していたのですが、人によって言ってる事がバラバラなので困惑しております。
それくらい「スナップ写真」というのは解釈の幅が広いジャンルなのですね。

そこで今回は色んな人が定義しているスナップ写真をまとめてみました。

大事な事は「どれが正解」という話では無いという事で、何なら自分で定義付けをしても全然OKです。(僕も自分で自分なりのスナップ写真を定義付けました)

そして逆に、色んな定義があるスナップ写真全てに共通する事も発見したので、それもお話したいと思います。


色んな人が言っているスナップ写真をまとめてみました

まずは、色んな人が定義しているスナップ写真をまとめてみました。


1.気軽に撮った写真

気軽に撮った写真と言われてもあれなので、逆に気軽に撮っていない写真とは何かを考えると解りやすいと思います。

・三脚構えてマニュアルフォーカスで撮る風景写真
・モデルさんを被写体にストロボやレフ板を駆使しながら撮るポートレート写真
・自分で決めた舞台に主役が登場するのを何時間でも待ちながら撮る動物・乗り物写真
・スタジオ内で完璧なライティングの下でとる商品写真

↑の例の逆を考えればイメージしやすいと思いますが、主に街等を歩いていて気になったものをパチリとやるのがそれに当たりますね。

定義付けとまでは行かないものの、これをスナップ写真とみなしている人が一番多いのではないでしょうか。


2.その時その瞬間じゃないと撮れない写真

色々と調べて行くうちに解ったのですが、どうやらこれが本来のスナップ写真の意味みたいです。

自転車を漕いでいるAさんが逆側から自転車で来たBさんと同じ方向によけてぶつかる瞬間を撮るいわゆる「決定的瞬間」みたいなのがそうですね。

逆に何でもない光景を撮り方によって何か意味のあるものに変えてしまうのもそうだと言えます。




「切り取り芸」か「瞬間芸」の違い

2の方がスナップの本流とは言え、1でスナップを撮っている方が多いのも事実。

この2つの違いは「切り取り芸」か「瞬間芸」の違いにあると言えます。

写真の醍醐味である「フレーム」を駆使するのか、これまた醍醐味である「瞬間を切り取る」のか。(両方共取り入れても構いません。)

ちなみに僕は、自分で勝手にスナップ写真を定義付けました。

それは「タイトルとその写真が組み合わさる事で、前後の光景が浮かんでくる写真」です。

トップの写真。タイトル:「クリスマスがやってくる」

僕がスナップで撮りたい写真は日常的な人の営みの写真で、ハッシュタグで言えば「#生活とフィルム」みたいなのが大好きなんです。

瞬間芸としてはちょっと弱めですが、撮り方で目の前の光景を面白く撮るというのはシュールなものが多いので僕はあまり好きではありません。


別にどっちでも良い。ただ…

写真に詳しい人から言わせると、どうしても2がスナップ写真で、1はスナップとは呼べないという考え方が多いのですが、実際の所はどちらでも構いません。

あなたがしっくり来る方、好きな方を撮ればOKですし、自分で勝手に決めれば良いのです。

ただ本当に解ってほしいのは「スナップ=気軽に撮る写真」ではあっても「スナップ=手抜き写真」では無いという事です。

スナップで作品作りをしている人は1枚1枚にエネルギーを注いでいますし、撮影以外の要素、例えばタイトル等も安易に決めるような事はしていません。

その写真で伝えたい事が伝わるように言葉を選んでいます。

冒頭でお話した「スナップ写真全てに共通するもの」というのは「どちらも表現意図がある」という事です。

切り取り芸的な写真は構図等がむちゃくちゃですから、一見「雑な写真」に見えてしまうものです。

中にはそれを「スナップ=雑=手抜き写真」と解釈してしまう人もいて、挙句の果てには「これこそアートだ」と捉える方もいるくらいです。

写真家の中でも凡人の僕なんかには全く理解出来ない作品があり、「絶対適当に撮ったでしょ!?」と疑いたくなる写真がたくさんありますが、その人の中では何らかの表現意図はあるはずです。

それさえあれば、そもそもスナップ等のジャンルにすらこだわる必要すらないのです。

表現意図が無い写真がダメという事ではありません。
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