露出計アプリの使い方(オススメのアプリも紹介します。)


フィルムカメラを買うと内蔵の露出計が壊れていたり、そもそも露出計が付いていないなんて事もよくあります。

そんな時に役に立つのが単体の露出計なのですが、しかしそれだけの為に単体の露出計を購入するのもちょっと…という方も多いと思います。

そこで出てくるのが「露出計アプリ」です。
露出計アプリだと無料のものも多く、スマホさえあれば使う事が出来るので非常に重宝します。

しかしアプリによっては複雑で使い勝手が悪いものも多く、意味が解らずに断念してしまう方もいると思います。

そこで今回は露出計アプリの使い方をご説明したいと思います。



そして僕自身色んな露出計アプリを試してみて使いやすいものを見つけたので、オススメの露出計アプリもご紹介したいと思います。


まずはこれを押さえておいてください。


露出計と言えば↑のようなものを思い浮かべると思います。(撮影現場等で見かけますね)
ポイントは光を測る白い部分が球体になっているという事です。





球体だと色んな方向からの光を受ける事ができ、それを踏まえて適正な露出を算出してくれます。





しかし露出計には↑のように平らなものも存在します。





このタイプの場合は真っ直ぐからの光しか受ける事ができません。

平らなタイプの露出計はスタジオ撮影等で様々なライトの光のみを測る時等に使われます。
ですので外で気軽に撮る場合は球体の方が使いやすく、平らなタイプは向いていません。

しかし残念ながらスマホアプリの露出計は構造上平らなタイプと同様、真っ直ぐからの光しか受ける事が出来ません。
ですので色んな方向からの光を測って、自分で露出を判断する必要があります。

これを踏まえて露出計アプリの使い方を説明していきます。


スマホの画面側のレンズに光を受ける


単体の露出計の場合は、球体にしろ平らにしろ、あの白い部分に光を受けて光の量を測るのですが、露出計アプリの場合はスマホの画面側のレンズに光を受けて光の量を測ります。


晴れの屋外の場合

ここでいう晴れとは、太陽が雲に隠れてなくて直射している場合を指します。
↓のすべり台を撮影するとしましょう。




球体の場合だと露出を合わせたい所に露出計をかざし、白い球体の部分をカメラのレンズに向けて測れば狙った露出を算出する事が出来ます。

しかし露出計アプリの場合はレンズ部を太陽に向けて光の量を測って下さい。


ちなみに測定結果は「ISO200」「F5.6」「500分の1」と出ました。
その露出で撮った写真がこちらです↓







ちなみに球体のタイプみたいにカメラのレンズに向けて測ってみたのですが、「ISO200」「F5.6」「60分の1」と出ました。
その露出で撮った写真がこちらです↓


明るすぎますね。

太陽が直射している晴れの日の場合は一番光が強い所に露出を合わせるくらいでちょうど良い感じになりますが、曇りの日や屋内での撮影の場合は測り方が違ってきます。

今度はそのパターンを見ていきましょう。


曇りの日や屋内の場合

曇りの日の屋外や屋内の場合は光が一番多い所と一番少ない所の間をとれば、無難な感じに仕上がります。


このパソコンモニターを撮影してみましょう。

光は部屋の天井部真ん中に蛍光灯が設置されているので、斜めからの光が強く当たっているという事になります。


一番光が多い所を測る


ですのでスマホを斜めにして測ります。
「3200」「F2」「500分の1」と出ました。


「3200」「F2」「500分の1」で撮るとこんな感じになります。


一番光が少ない所を測る


上からの光という事は下に行けば行く程光が少なくなっていくので、パソコンモニタの足の所で測ってみましょう。
「3200」「F2」「60分の1」と出ました。


「3200」「F2」「60分の1」で撮るとこんな感じになります。


その間で撮ってみる


「500分の1」と「60分の1」の間は「180分の1」になります。


こんな感じです。


電気が付いていない昼間の場合は

ちなみに昼間の場合は窓から光が入ってくるので、電気はついていません。
この部屋は左側に窓があるので昼間に撮影する場合は、


パソコンの左側を測ります。





そして今度は一番暗い右側を測るという具合です。


内蔵の露出計とは要はこういう事

カメラに内蔵されている露出計というのは要はこういう事で、もちろんもっと細かく複雑に光の量を測っていますが、原理的には同じ事です。(全体測光の場合。色んな部分から光の量を測り、平均をとっている)


オススメの露出計アプリ

露出計アプリは結構種類が多く、中には複雑なものもたくさんあります。
そこで僕が色んな露出計アプリを試した中で一番使いやすかったものをご紹介します。


オススメはズバリ「Smart LightMeter Free」


僕がオススメする露出計アプリは「Smart LightMeter Free」です。
露出計アプリは解りにくいものが多い中、Smart LightMeter Freeはシンプルで直感的に使う事できます。

グーグルプレイストア等で「露出計アプリ」と検索すれば、すぐに見つかると思うので、是非試してみて下さい。


使い方


使い方はまず「ISO」と「F値」を自分で設定します。
フィルムカメラの場合は装填しているフィルムの感度を設定し、その場の明るさ等と相談してF値を決めて下さい。





光を測りたい所にスマホをかざして、「オフ」と書かれた所をタップすると、





「オン」に切り替わり測光します。
あらかじめ設定したISOとF値に応じて、適正なシャッタースピードを示してくれます。(Tと書いている所)

この状態でもう一度オンを押せばオフに切り替わり測光結果が固定されるので、動かしても表示は変わりません。

指で「ISO」「F値」「シャッタースピード(T)」を動かせば、それに合わせて他の項目も動きます。


「Ev値」「lux」


ちなみに露出表示面の下に「Ev」「lux」という項目がありますが、Evとは光の量を表す数値で昔の人は「○Evの場合はF○でシャッタースピード○秒」と瞬時に数字が出てくるのだそうです。(計算の仕方があるみたいです。)

luxとは「ルクス」と読み、照度の単位だそうです。
↑の画面は暗い所で測ったので114luxですが、太陽光に直接向けると軽く10万luxオーバーになります。


最後に 何気に光の勉強にもなる

今までは何も考えずに露出計が出してくれた結果だけを見ていたという感じですが、露出計アプリを使う事によって光の当たり方等を意識せざるを得ないので、光の勉強にもなるという事が解りました。(使うかどうかは別ですが。。)

それとアプリによって測光の結果が若干ズレる事もあるので、 色んなアプリを使うよりも1つに絞った方が良いと思います。

そもそも色んな方向の光を測ってくれる球体タイプでは無いので、スナップ等で使うにはあまり向いていないというのが本当の所ですね。。
タイトルとURLをコピーしました