一脚でシャッタースピードがどれくらい稼げるかを試してみた

FUJIFILM X-T10/フジノンレンズ XF18mmF2


最近絞りを絞って撮る事が多くなり、望遠系のレンズを使う時はどうしてもシャッタースピードで稼ぐ必要が出てきました。

撮影は京都が多く、観光地等は三脚禁止の所が多いですし、そうじゃなくても人が多くて三脚を使うとひんしゅくを買ってしまいそうなので、なんとか手持ちで頑張ってきました。
そこで「一脚ならどうだろう?」という案が浮かび、早速試してみる事に。

ネットで調べている内に解ったのですが、最近の一脚は凄いものが多く、一脚の足の所にミニ三脚みたいなものを装着出来て、より安定感が増すという商品もありました。


↑の写真は脚を延ばさず一番短い時のものですが、これなら三脚と同じくらいの安定感です。


最大限まで脚を伸ばしたのが↑こちら。
これはさすがに揺れが凄いです。
しかし三脚として見るのではなく、より安定感が増した一脚として見ればもの凄く使えます。

早速購入して、どれくらいシャッタースピードを稼げるのか?を検証してきましたので、是非ご覧下さい。


今回は以下の条件で検証を行いました。

・レンズは全て(換算で)90mmの中望遠レンズ。
・「1.一脚のみ」「2.一脚とレリーズ」「3.三脚を装着」「4.三脚装着+レリーズ」の4パターン。
・シャッタースピードを「125分の1」「60分の1」「30分の1」「15分の1」「8分の1」の5パターン。


そして検証した被写体は↑の写真で、「こ」の所にピントを合わせました。

それでは早速検証結果を見ていきましょう。


1.一脚のみ


今回購入した商品は三脚付きですが、もちろん普通の一脚としても使えます。


三脚を取り付けるネジの部分にゴムみたいなものを付ける事で普通の一脚になります。


(換算で)90mm 125分の1


これは手持ちでもブレないシャッタースピードなので、問題ありませんね。


(換算で)90mm 60分の1


まだ大丈夫ですね。


(換算で)90mm 30分の1


ブレましたね。


(換算で)90mm 15分の1


30分の1よりブレがマシになっています。
ごめんなさい、僕の撮り方が悪かったのですね。。
それでもブレている事は事実です。


(換算で)90mm 8分の1


これはさすがに無理ですね。
どうしようもありません。


2.一脚とレリーズ

次も同じく普通の一脚ですが、少しでもブレを押さえるためにレリーズを使用してみました。
使用したレリーズは電気式のタイプです。


(換算で)90mm 125分の1


大丈夫ですね。


(換算で)90mm 60分の1


同じく大丈夫ですね。


(換算で)90mm 30分の1


ブレましたね。


(換算で)90mm 15分の1


当然ブレましたね。


(換算で)90mm 8分の1


ブレました。
しかし、心なしかシャッターボタンの時よりかは全体的にブレが抑えられています。


3.三脚を装着


続いては三脚を装着して撮ってみました。
状態は脚を最大限まで延ばした状態での撮影です。


(換算で)90mm 125分の1


当然大丈夫ですね。


(換算で)90mm 60分の1


同じく大丈夫ですね。


(換算で)90mm 30分の1


おっ!大丈夫ですね!


(換算で)90mm 15分の1


う~ん…。僅かにブレていますね。


(換算で)90mm 8分の1


あれ!?ブレてない!
という事はいかに揺らさずにシャッタボタンを押すかによって変わってきますね。


4.三脚装着+レリーズ

レリーズを使用すれば揺れが抑えられるので、これは期待が出来そうです。


(換算で)90mm 125分の1


以下同文。


(換算で)90mm 60分の1


以下同文。


(換算で)90mm 30分の1


大丈夫ですね。


(換算で)90mm 15分の1


大丈夫っぽいですね!


(換算で)90mm 8分の1


おそらくこれも大丈夫っぽい感じですね。


検証結果

・普通の一脚として使用する場合は60分の1まで。
・三脚を装着するとかなり安定感が増し、直接シャッターボタンを押す場合でも少なくとも8分の1まででもブレない。
・三脚を装着し、更にレリーズを使用すれば少なくとも8分の1まで大丈夫。
・しかし、完全に安定する物ではない。


まとめ 撮影者の技量によっても結果が変わってくる

完全に安定する物では無いので、撮影者の技量によっても結果が変わってくるという事が解りました。
換算で90mm以下の場合に限っても、1~2段は稼げ、三脚を装着する事によって更に数段稼げます。

しかし完全に安定する物では無いが故、広角系のレンズを使用したとしても1秒以上のスローシャッターは難しいと思われます。
あくまでも三脚として使用するのではなくて、安定の増した一脚として使用すればかなり使える代物だと言えます。
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