私とミノルタ

minolta SRT-101/MD ROKKOR 50mm 1:1.4/FUJIFILM NEOPAN100 ACROS


「私と◯◯」というのは何かのエッセイ等で必ず出てきそうなタイトルですが、せっかくなので1つやってみたいと思います。

「私とフィルム」でも良かったのですが、ここはもっとピンポイントに僕が愛用しているフィルムカメラのミノルタについてお話してみようと思います。


修行の一環で始めたフィルムカメラ

僕がフィルムカメラを始めたキッカケは、「フィルムカメラで撮れば嫌でも考えながら撮らないといけないので、上達が早いのではないか?」という思いからでした。

今となってはフィルムで撮るという行為自体が好きなのですが、始めたキッカケはあくまで修行の一環という動機でした。
当時は「フルサイズ症候群」という病に掛かっており、フルサイズじゃないと良い写真が撮れないと信じて疑っていませんでしたので、「写りの悪いフィルムなんて…」とむしろ後ろ向きな印象をもっていたくらいです。(35mmフィルムこそフルサイズなのですが。。)

それなのに今はこうしてブログでフィルムカメラのカテゴリーまで用意しているのですから、解らないものですね。


一番安いカメラを買おう

上達の為と割り切ってしばらくフィルムで撮ってみようと中古カメラ屋さんにカメラを見に行く事に。
メーカー等のこだわりは一切無く、とにかく一番安いやつを買おうと決めていました。

ニコンはお高く、本体とレンズをセットで買おうものなら5万円は下らない代物でした。
始めてのフィルムで、しかも修行の一環として使うだけなので、そこまでのお金を出せません。

そんな時、隣のショーケースに並んでいたのがミノルタの「XD-S」でした。

現在ミノルタはカメラ事業から撤退しており、ソニーがそれを引き継いでいます。
僕的にもミノルタというメーカーは「名前くらいは聞いた事がある」という程度で、詳しい事は一切解りませんでした。

並んでいたカメラの中で一番安いやつを選んだ。
それがミノルタとの初めての出会いでした。

購入したカメラ:「minolta XD-S」 15000円くらい
購入したレンズ:「MC W.ROKKOR 35mm 1:2.8」 5000円くらい


調べていくうちに解ったミノルタの凄さ

いざ使い始めていくと、ミノルタの事が知りたくなり、色々と調べるようになりました。

・ライカも認める「ロッコールレンズ」。
・そのレンズの最高峰に君臨する通称「鷹の目ロッコール」。
「58mm/F1.2」というレンズ。ちなみにロッコールレンズは緑色のコーティングをしていた事から「緑のロッコール」と呼ばれていました。僕はこんな異名に凄く弱いです。。

・世界初の「分割測光」「絞り優先・シャッター優先W搭載」「オートフォーカス」「視度調整」。
ミノルタはいくつもの「世界初」を産み出しており、その技術力には定評があります。

・ハッセルブラッドも採用した「アキュートマットスクリーン」
昔のフィルムカメラはファインダーが凄く暗いものが多いのですが、XD以降から採用されたアキュートマットスクリーンのおかげで、暗い所でもピント合わせが楽になりました。

・マニュアルフォーカスカメラの完成形、超ロングセラーの「X-700」
製造年数は何と18年!あのライカM6でも15年なので、かなりのロングセラーとも言えます。
ちなみにフィルムカメラの一番のロングセラーはニコンの「FM10」で2018年現在で23年になり、今も製造を続けています。あっぱれ!

おおっ!ミノルタって結構凄いんだなと、誉に思える自分がいました。(とある本で「ミノルタは影の実力者」と紹介されていて、思わずニヤリとなりました)
残念ながら他メーカーのフィルムカメラを全く使った事が無いので、良し悪しの比較が解らないのですが。。

少なくとも他メーカーに引けを取らないくらいの実力なのは確かですが、ミノルタユーザーは結構少ない感じがします。


アルファ以前の「minolta」

僕にとってミノルタというメーカーは最初から好きだったという訳ではなく、使いながら背景を知っていく事で贔屓になっていったという感じで、ある種の誇り高さすら持てるようになってきました。

今後もフィルム一眼レフはミノルタ1本で行くと思います。

特にSR系からXDシリーズの流れを組んだ旧ロゴミノルタが好きで、もう1台カメラが欲しいのですが、何を買うか?というのが悩みのタネになっています。

やはり最高傑作の「X-700」は欲しい。
それだと新ロゴになってしまうのに加え、デザインも80年代のバブリーモデルですし、なによりも電気式のシャッターなのが購入を躊躇させている原因となっています。(本命はやっぱりXD(-s)です)


最後の最後までミノルタと

フィルムカメラ自体がいつまで続くか解らない昨今。
もうカウントダウンは始まっているのかもしれません。

その日が来てしまうまでに、今日もminoltaを持って街に出掛けます。
タイトルとURLをコピーしました