1本のフィルムから1枚でも多く撮る方法 【※かなりセコいです】


最近はフィルムの値上げが著しく、お財布にも結構なダメージを負っています。

フィルムから離れていく人が増えないかと心配な所ですが、 そんな中で現在出来る事と言えば1本のフィルムから1枚でも多く撮ると言う事です。

当たり前ですが、36枚撮りのフィルムは36枚の写真を撮る事が出来ます。

しかし、工夫次第では規定の枚数よりも多くの枚数を撮る事が可能です。
今回色んなやり方を試してみたので、 その中で1枚のフィルムから最も多くの写真を撮れるやり方をご紹介します。

かなりセコいです。


このやり方が出来るのは普通の一眼レフタイプのカメラ

まず前提条件ですがこのやり方はフィルムを取り付ける際に、とある工夫をするもので、普通の一眼レフみたいに裏蓋を横に開けてスプールに引っ掛けてと、一連のやり方でフィルムを取り付けられるタイプにのみに有効です。

ですのでオートのコンパクトカメラや昔のレンジファインダーにはこのやり方は出来ません。


富士フィルム C200で普通に取り付けてみる

まずは富士フィルムのC200で普通にフィルムを取り付けてみましょう。
普通に取り付けるというのは、

1.裏蓋を開け、フィルムを取り付ける。
2.フィルムの右側のスプールに引っ掛け、フィルムを巻き上げる。
3.裏蓋を閉じ、巻き戻しノブをクルクル回してフィルムのたるみを取る。
4.2枚空シャッターを切り、その次が1枚目とする。

参考:
【カメラ屋直伝】フィルムの取り付け方を画像付きで解説します。
フィルムカメラを始めて一番最初に戸惑うのは「フィルムの取り付け方」だと思います。 最初は中々うまい事取り付けられずイライラしたり、あまりに長時間手こずっているものだから興ざめしてしまったりもするものです。 そして一番最悪...

このやり方で36枚撮りのフィルムは36枚、メーカーによっては37枚くらい撮れるという計算になります。
富士フィルムのC200だと、


37枚撮る事が可能です。

C200を普通に取り付けた場合、撮れる枚数は37枚。
この37枚を基準にして1枚でも多く撮る方法を試していきましょう。


方法1:空シャッターの所から撮り始める

なぜ最初に2枚空シャッターを切るのかといいますと、フィルムが感光しない為でメーカーは2枚空シャッターを切る前提で36枚分撮れるような長さのフィルムを仕込んでいます。

しかし実際の所、2枚目の空シャッター分はほぼ感光する事はありません。

という事は本来空シャッターを切る2枚目から普通に撮り始めれば、1枚多く撮れるという事になります。


これで38枚撮る事が出来ます。

ちなみに1枚目の空シャッター分はどうしても感光してしまいます。




方法2:フィルムを巻き上げる前に裏蓋を閉じる

1枚目の空シャッター分はどうしても感光してしまうのですが、それはフィルムをセットして1枚分巻き上げてから裏蓋を閉じるからです。

巻き上げた1枚分は光に晒される事になるので、裏蓋を閉じてから巻き上げれば更にもう1枚多く撮れるという事になります。

という訳で実際にやってみました。



所が何故か方法1と同じ38枚しか撮る事が出来ませんでした。
理屈上は39枚にならないとおかしいのですが、ちょっとこれは原因が解らないです。

しかし方法1に比べて38枚目以降の余り部分が微妙に多いです。


フィルムの節約にはなっているが、1枚分までには至らないのでしょう。


方法3:リスキーで条件付ですが、更にもう1枚多く撮る事が可能に

C200の場合、1本のフィルムからは38枚が限界だろうと思っていたのですが、更にもう1枚多く撮る方法を発見してしまいました。


しかも1枚目の前に感光している分がありますし、39枚目以降もフィルムが余っているので、40枚が見えている39枚という事になります。

ちなみに1枚目の前の感光分はこんな感じです↓


何か写ってはいけないものまで写ってしまっている感じですね。

やり方としてはこんな感じです↓

1.フィルムをセットする前にレバーを巻き上げる。つまりシャッターボタンを押せばシャッターが切れる状態にしておく。
2.暗室やダークバック及び真っ暗な場所でフィルムをセットする(スプールに引っ掛ける所まで)。
3.裏蓋を閉じる。以降はカメラを明るい所に持ってきてもOK。本来はここで1枚巻き上げるのだが、いきなり撮り始める。

このやり方で39枚撮る事が可能です。

ただしフィルムのセットは真っ暗な場所でやる必要があるので、暗室かダークバックが必要になってきます。

という事は出先でフィルムをセットする事はできませんし、家でやったとしても手探り状態でセットする事になるので非常に難しいです。

しかもシャッターボタンを押せばシャッターが切れる状態なので、カバンの中でシャッターを押してしまうリスクもありますし、そもそも本当にちゃんとセットされているのか?という不安と闘いながら撮影を行う必要があります。

よってこの方法は現実的ではありませんしオススメもできませんが、一応可能な事は可能です。

やはり裏蓋を閉じる前に一度巻き上げるのも、ちゃんと意味があるという事がよく解りました。


結論

結論を言えば普通のやり方でセットし、空シャッター分から撮り始める方法1が一番現実的です。

方法2はともかく方法3に関してはリスクもあるのでオススメはできませんし、何よりもセコすぎます。
一応ブログのネタとしてやってはみましたが、今後普通に撮る時は方法2のやり方で撮ると思います。
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