【DianaF+レビュー】 と言うか、正直な感想


実は僕はロモグラファーでもあるんです。
スナップ写真を撮りたいと思って、良いカメラを探していた時に出会ったのが今回ご紹介するDianaF+でした。

かなり昔に少しずつ撮り溜めてようやく現像に出す事が出来たので、今回はDianaF+のレビューをしたいと思います。


DianaF+とは?

ご存知の方も多いと思いますが、DianaF+はロモグラフィーから出ているトイカメラで元々は香港の会社が製造をしていて、それは1960年代にまで遡ります。

競合他社に押し負けていたという事もあり、売上は芳しくなく、1970年代には姿を消す事になりました。

それからしばらく経ち、2007年にロモグラフィーからDianaを復刻及び様々な機能を加えた「Diana+」が発売されました。

元々のオリジナルは「Diana」「DianaF」で、ロモグラフィーから復刻したのが「Diana+」「DianaF+」です。

DianaFの「F」とはフラッシュのFで、外付けのフラッシュを取り付ける事が出来る物の事を言います。


DianaF+の仕様

使用フィルム:120フィルム
絞り:F8/F5.6/F3.5
シャッタースピード:60分の1/バルブ
ピント:1~2m/2~4m/4m~無限


使用フィルム:120フィルム


DianaF+を使うにおいて、一番ネックになるのが使用フィルムが120フィルムという事です。

一般的によく使われる35mmフィルムよりも更に種類が少なく、撮れる枚数も少ない割に現像代が35mmフィルムとあまり変わりらず正直燃費は悪いです。(ただ、後で作例をお見せしますがそれでも35mmフィルムとは全然写真の雰囲気が違い、そこは素直に凄いと思います。)


絞り:F8/F5.6/F3.5


レンズにはF値が数字で書かれているのではなく、お天気マークで表示されています。

↑の写真の白く網掛けしている部分がそれで、左から「曇り(F3.5)」「晴れ(F5.6)」「快晴(F8)」「ピンホール」の4種類になります。

これはISO400のフィルムで撮る時を基準にしているそうで、後でお話するシャッタースピードは固定で60分の1一択なので露出オーバーじゃないかなと思っていたのですが、実際に現像した写真を見ると、大体それくらいだと思います。

ピンホールというのは針の穴という意味でDianaF+に付いているレンズを外すと針の穴位の小さな穴が空いており、そこから光を取り込んでフィルムに焼き付けるというものです。

当然写りはぼんやりとしており、それがどこかいい雰囲気を醸し出しています。
ピンホールカメラというのもあるくらいで、自作する事も出来ます。


シャッタースピード:60分の1/バルブ


シャッタースピードは60分の1とバルブの2種類になり、バルブというのは自分がシャッターを押しっぱなしにしている間はずとシャッターが空いたままの状態にしておける機能で、暗い夜の撮影やピンホールで撮る時に使用します。

↑の写真の「N」が60分の1で「B」がバルブです。


ピント:1~2m/2~4m/4m~無限


ピントも「1~2m」「2~4m」「4m~無限」の3種類があり、↑の写真を見ても解るように1~2mの所には人間が一人、2~4m所には人間が3人、4m~無限の所には大勢の人間と風景の絵が描かれています。


随分とざっくりしたカメラだという事がお解りいただけたと思います。

以上の説明から、随分とざっくりしたカメラだという事がお解りいただけたと思います。

DianaF+はガチピン・適正露出でちゃんと撮る様なカメラではありません。
この部分をどう捉えるかによって、DianaF+の価値が変わってきます。


作例

以上の事を踏まえまして、作例を見ていただきましょう。



ただ今回使用したフィルムはISO800のフィルムで、ほとんど夜に撮ったので真っ暗な写真を量産してしまいました。
ですのでちゃんと撮れた写真の数は少ないです。





ケラレと言い、空色のムラと言い、ロモっぽい写真ですね。





感光してしまいましたが、これもロモらしさの1つですね。(僕はこれをロモフラッシュと勝手に呼んでいます)








クリスマスマーケットで撮った写真で、本来は電球で相当明るかったのですが、60sec/F3.5/ISO800でもこの暗さです。



同じくクリスマスマーケットの写真でメリーゴーランドなんですが、眩しいくらいに明るかったのですが写真ではかなり暗いです





今回一番マシに写ってくれた写真です。
冬の夕方とは言えそれでも暗めです。



それでもさすがは120フィルムで、35mmフィルムとは規格が違うというかダイナミックさが全然違いますね。


まとめ(および所感)

・使用するのが120フィルムなので燃費はかなり悪いが、120フィルムで撮ったダイナミックな写真を味わう事が出来る(35mmとは全然違う)

・仕様上ざっくりしたカメラなので、きちんと撮るカメラではない。

・実は35mm版の「Diana mini」というカメラもある。120フィルムにこだわりが無いのならそっちのほうが良いかも。


最後に 特筆すべき点は

僕が写真を始めたのは京都のブログをやっていたのがキッカケで、観光ガイド記事が主ですから演出的な写真よりも忠実な写真を求めていました。

今でもそのクセはまだ残っている所もあり、なんとかブチ破ろうとしている所なんですが、DianaF+及びロモグラフィーはその写真における常識を根底から覆してくれる力をもっています。

そこをうまく活用して僕の写真の幅を広げれればと期待しています。




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