AI搭載のカメラが開発されたら写真家は滅ぶのか?


現在まことしやかに囁かれている噂話があります。

本格的にAI搭載のカメラが開発されたら写真家は滅ぶのではないか?


というもので、カメラが被写体を良い感じに切り取ってくれ、撮影者は色々考えてフレーミングをする必要がなくなるというものです。

大昔は写真機を使える事自体が物凄い事で「写真師」なる職業もあったくらいです。

所がそのハードルはだんだん下がっていき、現在は誰でも綺麗な写真を撮れるようになりました。
そして近い将来、遂に誰でもプロっぽい写真が撮れる日が来るのではないか?という訳です。

本当にそんな事になれば、カメラマンは商売あがったりになるのでしょうか。

今回はその事について考えていきたいと思います。


カメラとAI技術の現状

現在でもAIが搭載されているカメラというものは存在していて、AIが「人」「風景」「花」等、被写体を認識して、それに応じた露出等を決定してくれるというものです。

また防犯カメラにもAIが搭載されているものがあり、挙動がおかしい人物を認知し、万引き等を防ぐという事が出来るみたいです。

今現在の技術でも何かを認知する事は可能で、今後ますます進歩していくのは間違いありません。


AI搭載のカメラが開発されても多分大丈夫な理由

その技術を持ってすれば、誰にでも良い感じの写真が撮れる日が来るのはあり得ない話ではなくなってきた事は否めません。

それでも僕は大丈夫なんじゃないかと、意外に楽観視しています。

それは以下の理由によるからです。


1.光と人はどうしようもない

AIが何かを認知して自動でよい感じに切り取ってくれたとしても、それは切り取りが上手いというだけの写真です 。

良い写真というのは「光」と「人」が要因となっているものがほとんどで、良い光やちょうど良い感じの人が通り掛ってくれるのはこちらが待つしかありません。

それらを抜きにして切り取りの上手い写真を撮ったとしても、照明や登場人物がいない舞台を撮っただけに過ぎず、物足りない写真となる事でしょう。

では室内での商品撮影等はどうでしょう。

恐らくもっと難しいと思います。

屋外撮影の場合はすでに固定してあるものを切り取るので、まだ何とかなりますが、商品撮影の場合は実際の商品の他に背景になるもの、脇役になるものを自分で考えて配置しないといけません。(スタイリング)

そしてああいう写真はカメラが云々というより、ライティングの知識の方が重要になってきます。


2.その場に行って、シャッターを切るのは結局撮影者自身

AIによってどれだけ自動でやってくれたとしても、その場に行ってシャッターを切るのは撮影者自身です。

ダイナミックな朝焼けを撮りたいのなら早起きする必要がありますし、マジックアワーを狙いたいのなら早く帰りたいのを我慢する必要があります。

全く同じ被写体でも、光の状態によって全然違う写真になるという事を身に染みて解っていないと中々それが出来ません。

そして良いロケーションというのは、そう都合よくある訳では無いので、結局足を使って探さないと良い写真にありつけません。


最後に でも人智を超えてくるのは間違いない

今回僕がお話しした事は今の位置から見えている事から判断しただけに過ぎないので、時間が経つにつれてどんどんズレが生じてくると思います。

凄まじい進歩があって、なんの努力をしなくても良い写真が撮れるようになるのなら、本当に写真家はいなくなると思いますし、自分から辞めていくと思います。

それは芸にならないのですから。




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